2004-01-01から1年間の記事一覧

岡村靖幸研究室 資料編

先週号のAERA、「現代の肖像」に靖幸登場。記事としてはちっとも面白くないけれども、貴重な情報が結構盛り込まれていて、必読。 個人的には、「♪あいつよりー愛してるーぼくに気づーいーてー」等の恋愛コンプレックス・ソングにおける「あいつ」が主に…

小川洋子『ブラフマンの埋葬』を読む

いや、まだ読み終わってはいなくて、あと4分の1くらい残っているのだけれども、これはいい小説だともう判断した。小川洋子は初めて読んだけれども、文体が非常に趣味に合う。山本容子の装画が趣味に合わない。

夜露

毎日駅まで自転車で通っている。朝早いので、改札のすぐ近くの駐輪場にも余裕を持って駐輪できる。シルバー人材派遣か何かのおじいさんたちが、無秩序にぐちゃぐちゃに駐輪された自転車をきちんと並べ直し始める、その少し前に、最終的には3列に並んで歩道…

『漱石と三人の読者』石原千秋(講談社現代新書)を読む

『漱石と三人の読者』石原千秋を読了。非常に面白く読んだ。 漱石論というのはきっと星の数ほどあるのだろうけれども、だからこそ、よほど面白くないと今さら出せないということもあるだろう。見かけるものはどれもみな面白い気がする。 もっとも、ぼくの漱…

チリ紙交換 

昼休みに外でタバコを吸っていたら、物干し竿を売るトラックが通りかかった。 そう言えば最近は、「さおだけー」って連呼して売ってるのをあんまり見かけなくなった気がする。上品に「高級物干し竿はいかがでしょうか……」等とテープが繰り返すだけで、面白く…

アメリカ嫌い

テレビもほとんど見ず、ここのところは新聞もまともに読めてない状態なので、何がどうなっているのかよくわからないままにアメリカの大統領選が終わってしまった。どういう情況だったのかほとんど把握していないけれども、ともかくブッシュが再選したという…

千円以下のワイン

ワインを飲むと、かなりの確立で寝てしまう。そして、飲み過ぎると(1人で1本以上とか飲むと)、翌日、胃腸がごろごろと不快な感じになる。普段飲み慣れていないせいなのか、それとももともと体に合わないからなのか、そのへんはよくわからない。 が、それ…

マキロン

先日、駅の階段で転んでかかとをひどくすりむいた、というのはこの日記にも書いた。 今日は祝日なのに仕事があって、午前中から出かけたのだけれども、夕方に帰宅すると、嫁が伏せっている。どうしたのかと尋ねると、公園の石段からすべり落ち、スネにひどい…

CDと2歳児

上の息子は、2歳前後からCD棚にいたずらをするようになった。うちのCD棚には、何百枚か、もしかすると千数百枚か、よくわからないけれども、とにかく膨大なCDが並べてある。それを片っ端から取り出しては、床にぶちまける。まだ小さくて不器用なので…

ノルマ達成

とにかく今月いっぱいは何が何でも毎日書く、という自分に対するノルマはこれでとりあえず達成した。連続試合出場記録を途切れさせないように無理矢理代打で出る、みたいな日も多かったけど。 明日からは、今日みたいに寝ちゃったら無理に起きてまで書いたり…

キンキンのビール

今日はビールを冷やしておくのを忘れてた。 夏場だとこれは決定的なミスであって、冷蔵庫の製氷室にたまった氷の上でゴロゴロ転がして応急的に冷やしたり、近くの自販機まで走って冷えたやつを買ったりしなければならないけれども、もうこれくらいの気温にな…

テレビの映画

テレビをつけたら、『ローマの休日』の「デジタル修復版」なるものをやってた。吹き替えが気持ち悪かったので、すぐお笑い番組にかえたけど。 そう言えば、近頃はこの手のいわゆる名画と言うか、とにかく洋画全般をテレビで放送することがほとんどなくなった…

秋が始まる日

今日はずいぶん寒かった。朝起きたときに寒いと思ったので、かなり厚めの服を着たのだけれども、それでもまだ寒かった。 ここ数年は、やたらと夏が暑くなって、しかもいつまでも暑い。子どもの頃は30度を越えるのなんて、ほんとの真夏の少しの間だけだったよ…

『ぐれる!』中島義道

『ぐれる!』中島義道(新潮新書)を読む。 何気なく手にとって、そのまま何となく最後まで読んでしまった。ちょっとタイトルはセンスなくていやだ。せめて「!」は取ればよかったのに。 人間は誰でもどうせそのうち死ぬ。地球だって結局はいつか滅びる。人…

思ひ出す事など

何輌目のどの辺に乗れば駅で降りたとき階段の真ん前、みたいなことをいちいち気にするような大人にはなりたくない、と学生の頃は思ってたけど、気がついたらとっくになってた。 風呂上がりに家の中を半裸で歩き回る、うちのオヤジのような父親にだけは絶対に…

岡村靖幸研究室 『靖幸の英語を読み解く』その2

(靖幸マニアonly。コンセプトは10月19日を参照) ◆『どぉなっちゃってんだよ』における英語 ●後奏 3'18"〜 ぼくには以下のように聞こえます ♪Open the cure ●試訳 治療法を開示してください ●解説 不能。悲痛なSOSのメッセージ、か。 ●ワンポイント英文法 …

本日休業気味

昨夜は泥酔するも、コンクレバンのおかげか、頭痛・ムカムカ等の二日酔い症状はなし。ただ、さすがに体は重い。午前中は出勤して仕事。午後すぐ帰宅したが、やたらと眠く、ごろごろ寝て過ごす。夜、ビール1、焼酎の湯割り大1で再び寝てしまった。さっきよ…

地震雲

秋晴れの好天の下、今日は子どもの幼稚園の運動会。もう3回目なので気持ちの余裕もあり、芝生に寝転びながら、わりとのんびり観戦。ぼんやり空を見上げると、これは噂に聞く地震雲ではないかと思われるような雲が空一面に広がっている。あとから言っても意…

ゴミを分ける

今どき、大都市以外はどこでもそうなのかもしれないけれども、うちのあたりもゴミの分別がやたらと細かい。 可燃、プラスチック、金属、ビン、不燃、資源ゴミ、と、6種類に分類しなければならない。いや、プラスチックはさらに硬軟2種に分けなければならな…

岡村靖幸研究室 『靖幸の英語を読み解く』その1

(靖幸マニアonly。コンセプトは10月19日を参照) ◆『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』における英語 ●後奏 3'32"〜 以下のように聞こえます ♪I don't know we know me Can't still love it, no, we can't For love I just wanted to …

また台風

前回ひどい目にあったので、今日は午後から休みを取って帰宅。その後しばらくして電車がストップしたから、判断は正しかったけれども、駅のホームの階段を下りるときに足が滑って転倒。どうした具合か、左足のかかとをこっぴどく擦り剥いた。近くにいた若い…

岡村靖幸研究室 序章

(靖幸マニアonlyで。時間の無駄ですから) 本当は、靖幸の詞を、全て、ひとつひとつ、じっくりと、丁寧に、検証してみたい。これまでに靖幸が発した一語一語を、隅から隅まで味わい尽くしたい。靖幸は何を意図したのか?そこに秘められたメッセージとは? …

アル・スチュワート、デューク・エリントン

アマゾン見てたら、980円セールというのをやっていて、久しぶりにCD購入。こういうバーゲンに弱いんです。 よくレンタル屋なんかでレンタル落ちのCDを1枚50円とか100円とかでワゴンに入れて売ってたりするけど、ああいうの見つけると、食らいつい…

吉本隆明はなぜ難解なのか

最初は自分の頭が悪いんだと思っていた。 しかし、だんだんこっちもいい歳になってきて、少なくとも人並み程度の読解力はついたつもりだ。もうそろそろ大丈夫なんじゃないかと思って手に取ってみるが、やっぱりいまだにわからない。これはもう自分の頭が悪い…

本日も休業

今日も飲み過ぎて寝てしまいました。 今、根性で起きあがってこれだけ書いてます。 が、もうギブアップ。 おやすみなさい。ぐう。

本日休業

昨日に引き続き吉本隆明について書こう、と思っていたのだけども、今日はギブアップ。眠すぎ。ビールのあとに、日本酒たくさん飲んだのがいけなかった。 またちょっと太ってきたので、寝る前にストレッチと軽い運動を自分に課しているつもりなんだけれども、…

『吉本隆明のメディアを疑え』を読む

吉本隆明が好きだ。 特に、90年代後半以降の著作がいい。それ以前の作品は、読んでも意味が分からないことがほとんどだからである(笑)。最近の吉本隆明は、意図的に、これまでの自身の思想を極力平易な言葉に置き換えようとしている。本人がどこかのインタビ…

ブログの文体

まともに書くようになって2週間くらいになるけれども、まだ自分の中で文体が定まらない。そもそもの動機としては、自分が日々考えたこと(その大半はおそらくくだらないものになるだろうと予想していた)を記録しておこうというくらいのつもりだった。ブロ…

妻子の里帰り

嫁が子連れで実家へ泊まりに行った。 たまの1人を満喫するにはいろんな選択肢があるわけで、こういう機会でなければできないことをあれこれ考えるのだけれども、結局は、家でビールを飲みながら、延々だらだらとテレビを観てしまうことが多い。なんだかんだ…

孔子暗黒伝

諸星大二郎『孔子暗黒伝』を読む。集英社文庫版で読んだので目がチカチカしたが、そのとんでもなさに驚嘆。今まで諸星大二郎は、短編とかを断片的に読んだくらいだった。それで判断してしまってた。いやあ、まずこれを読まなきゃいけなかったんだな。山崎浩…