テレビの映画


テレビをつけたら、『ローマの休日』の「デジタル修復版」なるものをやってた。吹き替えが気持ち悪かったので、すぐお笑い番組にかえたけど。
そう言えば、近頃はこの手のいわゆる名画と言うか、とにかく洋画全般をテレビで放送することがほとんどなくなった。いつ頃からだろう。淀川長治が死んでからか。ビデオやDVDで何時でも何でもレンタルできるのだから、当たり前と言えば当たり前なんだろうけれども。
かつては、テレビでもいい映画が結構見れた。『2001年宇宙の旅』を初めて見たのも、テレビだった。サム・ペキンパーの西部劇なんて、定番のようによくやってた。今にしてみれば、ああいうのがゴールデンタイムに地上波で放送されてたなんて、すごいな。うちのオヤジ、『2001年……』の最後の方のあのトリップ映像みたいなシーンで、さすがに「なんじゃこりゃ」って言ってたもんな。