2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

履修不足問題について

富山県に端を発した、高校での必修科目の未履修問題は、現時点で31都道府県183校まで広がった。 それくらいやってるところはあるだろうなとは思ったけど、そんなに多いとはちょっと予想外だ。 簡単に説明すると、今の学習指導要領では、地理歴史という…

光ファイバー

うちのマンションに光ケーブルがやってきました。 せっかくだからということで、乗り換えてみました。フレッツ光プレミアムに。 ついでに電話もひかり電話。 なんか、最近の電話ってどうにもややこしくて、マイライン登録以降、市内、県内、県外がそれぞれ別…

いましろたかし『ラララ劇場』を読む

いましろたかしを初めて読んだのは、『タコポン』というマンガだった。 調べてみると、ちょうど10年くらい前で、当時何故か購読していたアクションで連載が始まった。 が、これは、原作つきであることもあり、どう考えても本来のいましろたかしの作風ではな…

授業参観

息子の授業参観に行く。 「どうとく」の授業で、人権学習だと聞いていたので、行く前から何となく嫌な予感はしていた。 生徒ひとりひとりが、机の上に、B4サイズの画用紙を置いている。 左半分には、自画像と、簡単な自己紹介が既に書き込まれている。 右…

ぜんまいざむらい

下の娘がまだ4歳になったばかりだから、まだまだうちのテレビはNHK教育がつけっぱなしになっていることが多い。 近頃のNHK教育の子ども番組は、基本的にみなよくできていると思う。 おじゃる丸もピタゴラスイッチも相変わらず好きだし、みんなのうた…

Quiet Life / JAPAN も聴き直す

これも確実に20年は聴いてなかったと思う。 けど、正直これはちょっと期待はずれ。 曲は確かにいいんだけど、リズムが平坦で軽い。 もっとずっとデカダンで耽美派な感じの印象だったんだけど、全然ポップだな、今聴くと。 やっぱり元祖ビジュアル系だ、これ…

初完封

PTAのソフトボール大会。 9月に地区予選を勝ち抜いてしまったので、今日はその上位の大会になる。 やはり今回も人数が足りないというので呼ばれました。 周りの人たちの話を聞いていてだんだんわかってきたのだけれども、どうやらうちの近辺には早朝ソフ…

USJへ行く

今日は家族でUSJへ。 職場がらみの格安ツアーで、早朝発・深夜帰着の日帰りバス旅行。 こういうのはあんまり好きじゃないんだけども、アシ代込みで通常の入場料より安いし、この夏どこへも連れて行ってないしで、応募したら抽選に当たってしまった。 ぼく…

おれがきみたちくらいの頃は……

この上半期はずいぶんと残業が多かったので、ミーティングのときに、相当な婉曲表現で、かなり遠回しに、「ちょっと割り当てられる仕事が多すぎるんじゃないのか」といったような主張をほのめかしてみたところ、ボスはそのテーマに直接対峙するのを巧みにか…

Gentlemen Take Polaroids / JAPAN を買い直す

ここ数年は、洋楽も邦楽も、すっかり新譜に対応できなくなって、買うCDはほとんどが古いものばかりになってしまった。 特に最近は、自分が中高生であった80年代のものを買い直すことが多い。 誰でもそうだと思うけれども、中学や高校の頃は限られた小遣…

Tレックス研究室(9)

えーそれでは、マーク・ボランの詞がいかに音楽的に気持ちいい響きを持っているか、いかに口でころがして楽しいかというのを、具体的に見てみます。 素材は、代表作『The Slider』より。 例えば大ヒット曲「Telegram Sam」からこんな一節。 Jungle-faced Jak…

T.REX研究室(8)

詩というのは、本来、レトリックと音楽の両方で成立しているものだけれども、現代の日本の詩は、その音楽の方がかなりおろそかになっているので、日本人は詩の音楽性への注意を怠りがちだ。 七五調の例をあげるまでもなく、かつては日本の文学も、正しく音楽…

矢作俊彦『ららら科學の子』を読む

今頃になって読みました。 おもしろかったー。 読み終わるのもったいなかった。 全共闘のどたばたで中国に行ってた男が30年ぶりに日本に帰る、っていう設定だけでもう泣ける。 この設定思いついた時点で勝ちだわ、これ。 矢作俊彦って初めて読んだけど、ハー…

社会の成熟と子どもの成熟

前回のコメントの続き。 社会が成熟すると人は成熟する必要がなくなる、というような言い方を吉本隆明がしていて、どういう意味合いで言っているのか、全部はわかりかねるけれども、さすがに詩人らしい趣のある言い方だと思う。 昔は、若者に文化なんてなか…