ブログの文体

まともに書くようになって2週間くらいになるけれども、まだ自分の中で文体が定まらない。

そもそもの動機としては、自分が日々考えたこと(その大半はおそらくくだらないものになるだろうと予想していた)を記録しておこうというくらいのつもりだった。ブログで公開して周囲の知人等に紹介すれば、自分に対する軽いプレッシャーにもなり、継続できるようになるんじゃないか、と考えた。また、公開がきっかけで多少の意見交換でも発生すれば面白いかもしれないとも思った。

が、実際に書こうとすると、なかなか筆が進まない。どうしていいのかわからない。それで、まず3週間沈黙しました(笑)。

自分だけが見るメモなら、如何様にでも書ける。
また、周囲の友人・知人だけを対象として想定すれば(おそらく十数人程度は読んでくれると思います)、それなりの書き方もある。当初はそういう書き方にするつもりだった。
しかし、ブログである以上、不特定多数(なのか少数なのかわからないのがまた難しいところ)がこれを偶然に読むこともあるわけで、実際、気が付くとこの2週間だけで、見ず知らずの方々にも結構コメントやトラックバックをいただいている。そうなると、もうどういう風に書いていいのかわからなくなる。具体的な読み手が想定できなくなる。それと、社会的にヤバいネタは書けない(笑)。
なんちゅうか、客が1人もいない大ホールで漫談やってるような気分、とでも言いましょうか。いや、もっとタチが悪いな。客がいるのかいないのか、いるとしたらどんな客がいるのかもわからない状況でやってる漫談、ですかね。
スタンスとしては、ひょっとすると知らない人も見てるかもしれない、身内に向けた漫談、くらいのことを考えるんだけれども、そんな漫談、超やりにくい(笑)。身内の中だけでも、これは○○さんに読んでもらいたいネタ、こっちは××くんと共有したいネタ、等々いろいろあるのに。
だから、やっぱり読者を想定しちゃいかんのでしょうね。すると、やっぱり1人の公開漫談練習、か(笑)。

で、そうやって迷っててもしょうがないから、とりあえず無理矢理にでも書こうということで、10月から開始。とにかく1か月は毎日必ず更新することを自分のノルマとして、1か月続けりゃ自然にスタイルもできあがるんじゃないか、と。
そんで半分くらい経過しましたが、やっぱまだあんまりわかんねえす。
ただ、早くもだんだん毎日続けるのが面倒になってきて(笑)、文体のことなんかあんまり気にしてる余裕がなくなってきたので、このままなし崩し的に、無意識的にパターン化していくのかなあという気もします。

でも、やっぱ想像以上に、見ず知らずの方々の訪問も多いんですかねえ。有料オプションでカウンターつけてみようかなあ。
あんまりいい加減なことも書けないなっていう萎縮も多少出てきてます。ちなみに、一昨日のネタの、『アストロ球団』と『孔子暗黒伝』は連載時期がかぶってないことがその後判明しました。前者は76年に連載終了、後者は77年から、だそうです。……ま、そんくらい間違ってても別にいいよな。

とにかく、当面はがんばって続けます。(自分に向かって言ってます)