ぜんまいざむらい

ぜんまいざむらい~ぜんまいざむらい誕生~ [DVD]


下の娘がまだ4歳になったばかりだから、まだまだうちのテレビはNHK教育がつけっぱなしになっていることが多い。
近頃のNHK教育の子ども番組は、基本的にみなよくできていると思う。
おじゃる丸ピタゴラスイッチも相変わらず好きだし、みんなのうたも気になるけれども、最近はなんと言っても「ぜんまいざむらい」だ。
(知らない人はこちら → http://www.zenmaizamurai.com/
よいことをするとぜんまいが巻かれるぜんまいざむらい


近頃は、ぜんまいざむらいが始まると、娘が呼びに来るようになった。
ただ、娘は、もう4歳になるのにいまだに滑舌が悪く、「ぜんまいざむらい」がちゃんと言えずに、「ぜんまいまずらい」になってしまう。
今日は「たまねぎ」を「たまげに」と言っていた。


これには法則性があって、ローマ字で表記してみるとわかりやすい。
ZEN-MAI ZAMURAI → ZEN-MAI MAZURAI(ZとMが転倒)
TAMANEGI → TAMAGENI(NとGが転倒)
つまり、母音は合ってるんだけども、子音がひっくり返ってしまうらしい。


娘は、「いいこと考えた!」のつもりで、「いんとこかんわえた!」と言う。
「いい」が「いん」に、「かんがえた」が「かんわえた」になるのは、いずれも一種の音便であると見なす。
「こと(KOTO)」が「とこ(TOKO)」になるのは、やはり子音の逆転だ。


いずれもかわいいので、あえて矯正しない。
直ってしまうとおもしろくないので、娘の前では「ぜんまいまずらい」と言うように努めています。