小ネタ集


●不作の年


先週末は、彼岸の墓参りで子どもを連れて田舎の伯父母宅へ。
墓参りの後は、秋の味覚をいろいろ収穫するつもりだったのだけれども、今年は何もかも非常に出来が悪い。
柿の木には見事に実がない。(去年異常なほど豊作だったので、反動かもしれない)
イモを掘ってもガリガリにやせたのばっかり。
伯父母の唯一の現金収入源である栗も悲惨な状態で、本来なら今頃が最盛期であるはずなのに、ほとんど収穫できない。
伯父母は、猿、鹿、猪らの害であると言っているが、もともとの出来も悪いようだ。


米だけは、まあちゃんと出来た。
毎日、新米を美味しくいただいております。




●大粒納豆


納豆は大粒が好きだ。
若い頃は、ひきわりが好きだと思っていたのだけれども、いったい何を血迷っていたのかと思う。
スーパーに行くと、今は小粒がトレンドらしく、8割方が小粒系の品揃えになっている。
実に嘆かわしい。
ついでに言うと、パックの納豆についているタレとカラシは、使うと余計に不味くなると思う。
納豆は、大粒のをしつこくこね回した後、ごく少量の醤油のみでいただくのがもっともよい。
もちろん、日常食べているのは、スーパーの100円とか200円とかの納豆なのであって、ちゃんとした本物にお目にかかることはほとんどないので、あくまでもB級納豆の話であります。




ポケモン2時間スペシャ


今日はポケモン2時間スペシャルがあるというので、息子が浮き足立っていた。
始まる前に宿題と明日の学校の準備を終えなければ見てはいけない、という指示が愚妻から出たようで、いつもは寝る前になってあくびをしながら、腹立たしいほどにだらだらと、これほどだらしない光景が世の中にあるかというような姿勢で宿題をこなす息子が、今日は、嫌気のあまりに泣き叫びながらも、ポケモンが始まる7時までに一応ノルマをこなしたらしい。
仕事から帰ると、娘と2人で一心不乱にテレビに食いついていた。
まだ食事中らしいが、食卓からだとテレビが見にくいので、テレビの前にアイロン台を置き、その上におかずを並べて、食いながら見ている。
コマーシャルになる度に、3歳の娘が、「また始まる? 終わりじゃない?」と息子に質問している。
「なんでこんな長いの?」と繰り返し聞くので、息子は「だーかーらー、2時間スペシャルなの!」とキレているが、娘には意味がわからないらしい。


日本の子どもがあまりにも幼いのは、ひとつには、子どもの文化が発達しすぎているからだと思うのだけれども、中でもポケモンは、子どもの成熟を阻害する最たるものではないかと常々疑っている。