息子の誕生日


本日、息子の7才の誕生日。
昨日は実家のジジババにお祝いをしてもらい、トイザらスでプレゼントも買ってもらった。
息子はしばらく前から「おれのほしいもの」というリストを作成してこの日に備えていたが、最上位にランクされていた任天堂DSやゲームボーイは、決して買ってもらってはならないと釘を刺してある。
そもそもDSはここのところずっと品薄で、普通では買えないらしいけど。


万一のため同行したが、さすがにあきらめていたらしく、ゲーム機器類に関しては素直に引き下がった。
残るは下位の方にランクされていた「エンたま(たまごっちの新型)」、「モンスターボール」あたり。
おそらく「エンたま」で攻めてくるだろうと予想し、まあその程度ならよしとするかと思っていたのだけれども、意外にも息子は「モンスターボール」を選択。
モンスターボール」っちゅうのは、ポケモンのくだらなーいおもちゃで、2,799円也。
情けない気がしたが、これ以上たまごっち漬けになるよりもよかろうと考え(息子は既に「ケーたま」を持っている)、気が変わらないうちにすぐ決めさせる。
帰宅後、寝るまで延々モンスターボール漬けになる息子。


今日は家に友だちをたくさん呼んで、「パーティ」をしたとのこと。
そう言えば子どもの頃は「お誕生会」というのをやったな。
呼んだり呼ばれたり。
プレゼントあげたりもらったり。


7年前、息子が生まれたときは、わりと難産で、破水してからもなかなか出てこなかった。
夜に分娩室に入って、朝になっても出そうにない。
結局は吸引で引っぱり出した。
吸引というのは、トイレが詰まったときにがぼがぼやる、ああいうような形状のものを頭に吸い付けて引っぱり出します。
そうすると、トイレが詰まったときにがぼがぼやる、ああいうような形状のものに、まるで収穫前の茄子かキュウリのような感じで、息子が吸引機に頭からぶら下がって出てくる。
赤ちゃんの頭は柔らかいので、吸引されると、しばらくは頭が、トイレが詰まったときにがぼがぼやる、ああいうような形状のものの形になる。
そのあんまりな姿に、最初はちょっと面食らった。
3月6日、まさに啓蟄
これはカエルか何かが冬眠から醒めて出てきたのではないかと思った。
それと、サブロクでカブだな、などとも思ったわ、そう言えば。
死ぬ思いでお産に臨んでいる愚妻には申し訳ないけれども、そういうときに限ってブラックなジョークが頭をよぎるものだ。
もちろん言葉や表情には出しません。


息子は、吸引のせいでしばらくずっと頭の形がいびつだったので、新生児室でもずっと帽子をかぶらされていた。
そういうことなどを思い出しました。