フィギュアの金メダル


テレビはほとんど見ないので、今回のオリンピックに関しては、ほとんど何もわかってません。
でも、フィギュアに関しては、事前にニュースか何かで、ちらっと荒川、安藤、村主の3人の映像を見て、ちょっと楽しみにはしてました。


今さらこんなこと言っても完全な後出しじゃんけんだけども、ぼく、競技の前から、ああ、この3人だったらきっと荒川がいちばんいい成績出るんじゃないかなと思ってました。
ほんとですよ、ほんと。


いや、フィギュアのことなんて何も知らなくて、どっちかっちゅうと、そもそもこういう競技の存在意義すらよく理解できない感じがするくらいだけれども、3人の顔つきを見て、荒川がいちばんよさそうな感じがしたんです。
ほんとですよ。


根拠は、顔つき、です。
それだけ。
この3人、顔つきで、タイプがそれぞれバラバラなのがなんとなくわかる気がしました。
もちろん当てずっぽうですけど。


荒川は、割と客観的に自分を見ることが出来て、芯がぶれないタイプ。
調子よくても悪くても、緊張してても、そういう状態の自分をかなりコントロールできるタイプじゃないかと思います。
片桐はいりに似てるとか誰かに言われてたけど(笑)、それはともかく、目つきがイチローに似てる感じがします、ぼくは。
大舞台できちんと結果を残せる、ひとつの典型的なタイプに思えました。


安藤は、もっと天然なんじゃないかと思います。
すごく集中力のあるタイプであるっていうことは、やっぱり目つきでわかります。
きっと、スケートだけじゃなくて、何をやっても集中的に力を発揮して、ある一定のレベルにまですぐ伸びるような人だと思う。
でも、それは、そういう天性の素質であって、逆に言うと、天然だから、自分を客観的にコントロールしてるわけじゃない感じがします。
こういうタイプは、ハマったときは抜群に強いけれども、ブレがある。
いや、これはさすがに後出しの理屈っぽいか(笑)。
でも、タイプとしてはそうだと思います。
天然だから、キャラとしてもかわいいし、人気があるのもよくわかる。
でも、大舞台で結果を出せるかどうかは、偶然性に頼ることになるんじゃないか、と。


村主は、どう見ても努力と根性の人って感じ。
意志の強い、不屈の精神力の持ち主、って感じの顔つき。
絶対根性あると思う、あの子。
でも、大舞台はそれだけじゃダメなんですね、たぶん。
もっと冷徹なセルフ・コントロールが要求される。
全然知らないけど、オリンピック出場のレベルにもなれば、技術の差なんてほんとにわずかだろうから、メンタル面やちょっとした偶然が大きいに違いない。
そこをコントロールするのは、根性じゃないですね、きっと。
特にああいう個人競技は。


人相で見るオリンピック(笑)。
ちなみに、大舞台で強いもうひとつのタイプとして、ヤンキースの松井と、ジャンプの原田は、似た感じじゃないかと思ってます。
原田、今回はダメダメだったけど。