落柿舎、祇王寺、空手道場


月曜日は親族の用事で、実家の父母と京都へ。
所用は夕方だけれども、せっかく紅葉の季節に京都に行くのだからということで、1日休みを取って、昼前に京都着。
午後、嵐山〜嵯峨野周辺を散策した。


この辺りは、高校生の時の遠足で来て以来ではないかと思う。
遠足の時はあいにくの雨だったけども、竹林も寺も非常によかった印象が残っている。
3年経てば全て忘れると言われるほど記憶力の悪いぼくが覚えているくらいだから、よほど気に入ったんだと思う。


今回は、最初嵐山周辺をぶらぶら歩いてから、嵯峨野へ向かった。
紅葉は、まだちょっと早めの感じ。
それでも渡月橋周辺とか、平日にもかかわらず大変な人出だ。
土日に来たらえらいことになっているんだろう。


どこも割と面白かったけど、特によかったのが、落柿舎と祇王寺だった。
落柿舎は、向井去来の閑居。
入ってすぐのところに2畳の間があって、その部屋が実にキュートで気に入った。
いつかああいう部屋を持ちたいと、常々思っている。
3畳間、と思っていたけど、今回のを見て、やっぱり2畳でいいと思い直した。


祇王寺は、庵もいいけど、庭が特に素晴らしい。
苔が見事。
ああいう苔、やっぱり管理難しいのかな。
なんとかマネ出来ないもんかね。


夜は三条周辺でしゃぶしゃぶの会食してフィニッシュ。
電車なので、帰りも飲みながら帰宅。


火曜日は仕事を終えてから、「ちゃちゃい師匠」の空手道場へ息子を連れて行く。
息子が空手をやりたいとしつこいので、師匠にお願いして、一度体験させてもらうことにした。


できれば自分もやってみたいという気もある。
別に強くなりたいわけじゃないけども、身体によさそうと言うか、甲野善紀内田樹の影響で、武道の身のこなしに興味がある。


予想はしていたが、息子の運動音痴はひどいもので、それは空手においても決して例外ではなかった。
本人的にはまんざらでもない様子で、早く道着を着たくてしょうがないようだが、息子のやる気を過度に信頼してはならないことは、経験的に熟知している。
時間や家からの距離、他の習い事との兼ね合い等、問題点もあり、悩ましいところ。


そういうわけで、ちゃちゃい師匠、もうちょっと悩ませてください。