散歩、クイックジャパン、村上春樹


仕事がヒマだから、今日は午後休みを取って帰宅。
あまりに爽快ないい天気なので、3歳になったばかりの娘を連れて、2人で近辺を散歩する。
川沿いを歩いたり、公園に行ったり。
上の息子に比べると娘の写真が異常に少ないことがずっと気になっていたので、ときどき立ち止まりながら、久しぶりに写真を撮った。


家に戻って昼寝。
3時頃に上の息子が学校から帰ってきて、その10分後には息子の友だちが次々にどかどかあがりこんで来てバカ騒ぎを始めるが、負けずに昼寝。
我慢してたら、そのうち外へ遊びに行ってくれた。
あとで聞いたら、公園で1円玉を28枚拾い、駄菓子屋へ行こうかと協議したらしいが、結局警察へ届けたとのこと。
しかし、誰も自分の住所が言えず。
小1はアホだ。


夕食前、娘のままごとの相手しながら、クイックジャパンの最新号、山下達郎特集を読む。
サンボマスター山口との対談は、ミュージシャンとしても論客としても格が違いすぎるけれども、山口、熱くて面白い。
山達本人への23,000字インタビューも、インタビュアーがワケわからんくらい気合い入ってて、所々妙なことになってるけども、めちゃくちゃに面白い。
大瀧詠一とか山下達郎とかがポップミュージック論みたいなのを1冊まとめたら、絶対に面白いと思うんだけど、山達は「武道館やらない、テレビ出ない、本書かない、の”三ない”主義」だそうで。
こういうインタビューやラジオでの発言から、断片的にその思想をピックアップするしかない。
個人的には、山下達郎の、純粋な音楽技術論が非常に興味深いので、なんとかまとまったものにならないだろうかと常々思う。


夜、村上春樹東京奇譚集」を読了。
村上春樹は、昔からずっと、このちょっとこじゃれた感じの文体がなんかむず痒くて仕方がないんだけれども、それでもいざ読み始めるとすぐに引き込まれて、スラスラ読めてしまう。
これはきっとリズムがいいからなんだろうと思って、今回はちょっとリズムを特に意識しながら読んでみた。
結論。
やっぱり村上春樹は、この天性のリズムが実は身上ではなかろうか。