ソフトボール、二日酔い


昨日は誕生日でした。38歳。うーむ。
子供会の、親の球技大会っちゅうことで、ソフトボールのメンバーが足りないからと無理に頼まれ、朝っぱらから小学校のグラウンドへ。
他の人たちは早朝チームで普段からやってる人が多いらしく、日頃まるで運動していない身としては、恐る恐る参加したんだけれども、行ってみたら、大してレベル高くなかったのでひと安心。
朝イチと午後イチに2試合フル出場。
残暑の日差しが厳しく、1試合終えただけで、立ち上がれなくなるくらい疲れる。
もともと体力はないし、異常に暑さに弱いけれども、改めて自分のあまりの体力のなさに不安になる。
昼ご飯食べて、いくぶん復活。
去年までソフトボール部の顧問であったという事実はひた隠しに隠したけれども、1試合目での動きが評価されたのか(ノーヒットだったのに)、2試合目では2番ショートに抜擢され、朦朧としながらボールを追う。
終了後、早朝チームへのお誘いも受けたが、丁重にお断りする。


しかし、日本のおじさんというのは、たとえいきなり言われても、だいたいソフトボールくらいはできるものであって、そういう共通項があるのはいいことだと思う。
少なくとも、自分はやらなくても、ルールくらいは誰でも知っている。
ところが、最近は、野球のルールも知らない子どもが多いらしい。
サッカーと半々くらいになってるんでしょうか。


て言うか、子ども会の活動自体が非常に低調で、子どもの数が激減している上に、変に任意加入みたいなことになってるから、世話役や仕事が回ってくるのを面倒がって、子ども会に加入させない家が多いらしい。
うちのマンションにも結構な数の小学生がいるけれども、子ども会に入っている子は、少数派だと聞いた。
我々の頃は、任意も何も、4年生になったら、否応なく自動的にソフトボールチームに入らされていたものだけれども……。


夜は飲み会。
いちおう誕生日だから、家でステーキとかケーキとか、そういうイベントもあるかもしれないと思って家の者にもお伺いを立てたのだけれども、特に何もなし、「行ってくれば?」ということなので、気兼ねなく飲みに出る。
中華の飲み放題・食べ放題、しかも時間無制限。
炎天下のソフトボールで乾ききった体の隅々にまでビールが沁みわたっていく。
気づいたら、いつになく酔っぱらっていた。
酔うと基本的に毒舌が過度になり、舌禍を引き起こすことが多いのだけれども、昨夜も後で思い出すと、結構ひどいことを言ってた気がする。まあいいか。


今日は朝から二日酔い。
近頃はコンクレバンの使用を控えているから、油断して飲み過ぎると二日酔いになる。
休みを取ってあったから支障はないけれども、せっかくの休みを1日ごろごろ寝て過ごすことになってしまった。
ただし、ごろごろ寝てても、2歳児は人の気も知らずに髪の毛を引っ張りに来るので、寝転がりながらも、絵本を読んだりパズルをしたりしなければならない。


よく、「二日酔いのたびにもう二度と酒など飲むまいと思うんだけど……」といったフレーズを耳にするけれども、もう不惑も目前ともなれば、今さらそんなことは言わない。
二日酔いでムカムカしながらも、「どうせまた今夜も飲むんだろうな」と思うし、実際そのとおりになる。
しかし、さすがに今日は脂っこいものや強い酒は気が進まず、ビール1缶でやめておいた。