世界柔道


世界柔道をテレビ観戦。
オリンピックはいろいろ競技がありすぎて、しかも近年は複数局で同時に様々な中継をやってたりするから、情報量の多さにおぼれてしまうと言うか、興味が分散してしまうと言うか、どうにもせわしなくて仕方なく、落ち着いて見られない。
その点、ワールドカップ世界陸上世界柔道は、1つの競技を集中的に見られるからいい。


でも、やっぱこういうのはNHKに中継してもらいたいな。
なんで試合の合い間合い間に、織田裕二やら加藤晴彦やらのワケのわからんコメントを聞かされなきゃならんのか。まあ織田裕二に比べれば、加藤晴彦はあんまり腹立たないけど。
今日の世界柔道の中継だって、篠原のコメントは確かにおもしろいけど、基本的に居酒屋のおっさんの会話と同じレベルじゃん。


それと、なんであんなに選手一人一人に妙なキャッチフレーズつけたり、ドラマ仕立てのストーリー作ったりして、気持ち悪い盛り上げ方しようとすんのかね。
親がどうしたとか、仕事がどうのとか、そんなこと言い出したら、ウクライナの選手とか、もっとずっとヘビーなもの背負って出場してきてるぞ、きっと。
賭けてもいいけど、ああやってドラマチックに脚色されてても、実際の選手本人はものすごくカラッとしてたりする、絶対。ああいう大舞台で実力を発揮できるタイプの人間は、だいたいそういうメンタリティの持ち主が多い。と思う。
いや、て言うか、明らかに決めつけてるでしょ、ああいう演出は。
どう考えても、あれが選手一人一人の実像ではあり得ないわけで、それが結果的に、かえって本質をチープに見せてることに気づかないのか。


あ、それから、どうでもいいけど、柔道着の背中のゼッケンの名前が、「HIROSHI」とか「AYUMI」とか、ファーストネーム表記になってるのが今回非常に気になるんだけど、あれって前からあんなのだったっけか?