ポケパーク


突発的に、今年2日目の夏休みを取る。
家でごろごろするつもりが、台風襲来。朝から暴風警報が出て、小学校が休校に。朝8時にはいなくなるはずだった上の息子に、腹の上に飛び乗られて目を覚まし、今日のごろごろ計画が台無しになったことを知る。


しかも、見る見るうちに天気は回復。
どうせごろごろできないのならば、今週末か来週末に行く約束をしていた「ポケパーク」行きのノルマを、もう今日のうちに達成しておくことにする。
土日に行くよりは空いているだろうから、中長期的に見れば正しい判断と言えるはずだ。


息子の友だち一家も誘い、大人3人、小1が2人、幼児2人で、電車に乗ってポケパークへ。
昼過ぎ着。ガラガラ。


入場は無料。各アトラクションは有料で、現金は不可。Edyカードでなければならない。
Edyカード、名前くらいは知ってたけど、これ、どんなメリットがあるっちゅうのかね、しかし。こんなの、普及してんの?
中身ゼロ円の、ポケパークスペシャルエディションのEdyカードが、何故に2千円もする?
ポケパークは三井住友の出資?


入場門をくぐると、待ちかまえていた次なる衝撃は、各アトラクションのあまりのショボさと、異常な値段の高さ。
ポケモン仕様になってるだけで、実質的な内容はデパートの屋上程度。それなのに、値段は最低でも500円、高いのは900円。しかも、大人も2歳児も同じ値段で、2歳児がタダで乗れるものはほとんどない。で、大人も同伴でないと乗せてくれない。
ものの1分くらいその辺をくるっと回るだけの汽車に、子ども4人連れて乗ったら、もう2500円。うーむ。
いや、ポケパークのレポートとしては、時期があまりに遅すぎますが(笑)。


ガラガラに空いているのが災いし、いくらでも好きなものに好きなときに乗れる状態。入場前に1万円分チャージしたEdyカードが、あっという間にカラになる。
このままではえらいことになると判断した大人3人は、途中から牛歩戦術を展開。あーでもないこーでもないと、小1にしか通用しない意味不明の屁理屈をこねつづけて、極力アトラクションの利用を避ける。
最後は大道芸見物で1時間つぶし、しかも芸人へのチップすら拒否。
それでも、交通費や飲食代を含めると、1家族あたり2万円コースとなった。
これはちょっといかがなものか。


ちなみに、土産ものの高さも衝撃的。1つも買いませんでした。