週間飲酒計画


日曜、ビールが切れたので、買いに行く。
常用ビールはサントリーモルツであって、350mlの缶をケースで買う。
ところが、この日行ったスーパーは、やたらと高い。24時間営業の店だからか。いつも買ってる値段より400円も高い。
こんな値段で買うのは不愉快だけれども、わざわざ他の店まで行くのも面倒だし、そんなみみっちいこともしたくない。


ちょっと迷ったけれども、とりあえず1週間分だけ買っておいて、ケースはもっと安いところで来週買う、という方法を思いついた。
しかも、1週間分だけだから、普段飲まないようなビールを各種いろいろ買ってみよう。おお、これは楽しい。


幸いこのスーパー、値段は高いが、種類は豊富だ。
まず1缶は、迷わずギネス。あの、中にプラスチックの球みたいのが入ってて、泡がしゅわしゅわーっと出るようになってるやつ。もっとも愛すべきビールだ。
続いて、エビスの黒をロング缶で。
さらに小江戸ブルワリーの「伝説のビール職人」というのを試し買い。
と、ここまで高いのばかりなので、あとは貧乏人らしく、安物でバランスを取ることに。
発泡酒のまずさは身にしみて知っているけれども、近頃の、第三のビールとかいうのは未だ試していない。ロング缶でアサヒとキリンを各1。
これで計5本。月〜金で毎日1本にして、あとは焼酎やウィスキー、ワインで補うという計画。
ただし、ちょっと心許ないので、念のために缶酎ハイも2本買っておく。


月曜。
早く帰ってきたので気分がよく、早速ギネスをあける。
あっという間に飲み干してしまったので他の酒類にいく気になれず、まあいいやってんで、アサヒ第三のビールもあける。さすがに高いの2連発は気が引けた。でも、気分がいいせいか、それほど悪くない気がする。発泡酒よりもまし、か。
飲み始めた時間が早かったので、さらに飲みたくなるが、さすがに1週間の計画が気になって、思いとどまる。でも、缶酎ハイを1つ飲む。気がつけば、7本中3本を既に消費。


火曜。
エビスの黒をあける。あとは、焼酎をソーダで割る。
計画どおりだ。


水曜(今日)。
「伝説のビール職人」を飲む。ヨーロッパ風味。フルーティで、肴を選ぶので、常用には適さないが、なかなか美味しい。炒め物にはちっとも合わなかった。
口惜しいので、キリン第三のビールもあける。アサヒよりまずく感じる。
これで早くも1週間分のビールがなくなった。
もうどうせなくなったんだから、最後の缶酎ハイも開けた。今、開けた。これで7本終了。
明日からは、また帰りにコンビニで買えばいいや。