斎藤貴男『機会不平等』を読む


年度末の繁忙期に突入した。
生活にゆとりがなくなってきて、ストレスがたまってくると、酒量が増えるのと同時に、何故か音楽を聴く時間が長くなる。寝る前にちょっと聴き始めると、止まらなくなって、次々とCDを持ち出してきて聴いてしまう。
ぼく、毎日4〜5時間しか寝てません。
毎朝6時前に起きてるのに、1時よりも早く寝ることはなくて、遅い日は3時近くなることもある。
そうすると、木曜とか金曜とか、週末が近づいてくると、さすがに体がもたなくなってくるようで、往復の電車などでは、座った途端に死んだように眠ってしまう。


そういう生活なので、なかなか読書もはかどらないのだけれども、斎藤貴男の『機会不平等』、やっと教育関連の部分だけ読んだ。
要するに、日本の教育改革は、みすみすアメリカの大失敗の二の轍を踏もうとしていて、それは財界の意向が大きく影響している、と。そういうことのようだ。やはり、「ゆとり教育」の実態は、財界の要請に応えた「エリート教育」であるらしい。
しかし酷いな、東京都は。
この本が出てから4年以上経っているけれども、その後、品川区の小学校はどんなふうになっているんだろうか。