また文科相が……


飛ばしてます、中山文科相
まず、3日前の発言。
「内容の削減はともかく、授業時間の削減はよくなかった」


……え? そーおぉかあ? そーなのぉ?


で、今日の新聞では一面で、「脱ゆとり」06年度にも、とのこと。
中教審に「各教科及び総合的学習の授業時数のあり方、学校週5日制のもとでの土曜日や長期休業日の取り扱いについて検討をお願いしたい」と要請した、と……。
これは要するに、国語や算数といった基本教科の時数を増やせ、総合的学習は減らすか学校裁量で実質的にやらなくてもいいようにしろ、土曜日や夏休みも、学校の判断で授業してもよし、と、そういうこと。ですよね?


もうさんざん書いたので繰り返さないけど、基本教科の時数を減らし、総合学習をねじ込み、土曜を休みにするために、どれだけ現場が混乱に陥ったことか……。


小中学校は、内容が薄すぎて、多くの生徒が学校をナメきってますよ。
内容の削減をそのままにして、時数だけ元に戻したら、もっともっと生徒は退屈しますよ。
中学校は既に平均点が80点とか90点とかになるような授業しててるんですよ……。


やっぱり周りに差をつけるには、塾しかないようです。
それがエリートへの道。
でも、土曜日がまた休みじゃなくなったら、塾にも通いにくくなりますね。