胃腸風邪


風邪ひいた。吐き気と腹痛、熱は38℃。
今日で仕事もひと段落で、明日からやっと少しゆっくりできる、というようなときに限って風邪を引く。小さい子供がいると、世間で流行するあらゆる種類の風邪が家庭内に持ち込まれるので、ここしばらく風邪をひかない年というのがないけれども、いつも仕事に支障のないタイミングで(従って、遊びには支障があるタイミングで)ダウンしてしまう自分が腹立たしい。
て言うか、これはやっぱり、「やっとゆっくりできる」という気になるからこそ風邪をひいてしまうのか。


よく、風邪を「無視する」ことによって乗り切る、と言う人の話を聞く。熱が出てても出てないフリして、だるくてもだるくないように振る舞って、気力で頑張っていればそのうちに治る、などと言う。
「病は気から」の論理で行くと、ぼくが休みに限って風邪を引くのも、強者が風邪を無視することで治してしまうのも、確かにそうなのかもしれないけれども、自分の場合はなかなかそういうふうに「気合いで治す」的な振る舞いができない。むしろ、風邪を引いたと思ったら、その引いたという事実だけでどんどん体がだるくなるような気がしてくる。
38℃の熱が出ても全然元気そうに動き回っている人が世間にはいるけれども、あれも絶対に真似できない。37℃の時点で、もう自分はダメなんじゃないかという気がしてくる。「無視」など到底無理だ。


しかし、それよりも何よりも、自身の気分をよくよく反芻してみると、なんだかんだ言ってぼくは「風邪で寝込んでいる状態」が好きなような気がしてきた。
ごろごろ寝て、ときどき起きてはあったかいもの飲んだり、マンガ読んでみたり、テレビ見てみたり。風邪ひいてると、楽でいいやね。
頭がぼーっとしてる感じも、なんとなく好きだ。


そんなわけで、昨日書いたいじめの問題の続きはちょっときついので、また今度にします。