Talking Heads『Remain in Light』を聴く


またアマゾンの980円セールをパラパラ見ていたら目に止まって、どうしても聴きたくなってしまった。
このアルバムが出た頃、ぼくは中1で、生まれて初めて輸入盤というものを買ったのがこれだった。カット盤だった。輸入盤独特の匂いがして、このジャケットを見ると、匂いもいっしょに思い出す。今はワケあってアナログ盤の再生環境を撤去しているので、昔聴いていたレコードはCDで買い直さないと聴けなくなっている。


あらためて聴くと印象が相当違うのではないかと思ったんだけれども、意外とそうでもなかった。たぶん聴くのは十数年ぶりじゃないかと思うけど、そんなに久しぶりな感じがしないのは、当時相当しつこく聴きまくったせいか。A面ばかり聴いていたのか、特にA面の曲はやたらと細部までよく記憶しているので驚いたくらいだ。中学生の頃だから、それほどよくわからずに聴いていたはずだけれども、意外にも印象は大して変わらない。逆に言うと、今でも十分聴ける。
しかし、おいしいな、エイドリアン・ブリュー。このギターソロは、当時ギターだと認識できてなかったと思う。