大掃除開始


もともと大掃除が好きで、できればまる2日くらいかけて徹底的にやりたいのだけれども、子供が生まれてからはなかなかそうもいかず、ここ5〜6年は大掃除らしい大掃除をしていない。せめて、日常全く手をつけない箇所だけはと思うんだけれども、それすらやらない年もある。
今日は風が強くて、あまり外に出たくなかったので、ちょっと早いけれども年末の大掃除を始めることにした。これから年末にかけて、空いた時間に少しずつ少しずつ進めて、小掃除の積み重ねによって大掃除とする計画だ。
上の息子には朝の段階で、「今日は1日掃除をするから遊んでやらない」と宣言し、なおかつ下の娘の相手をするよう言いつける(うまくいかないけど)。
しかし、掃除をするには、まず部屋を片づけねばならない。嫁も自分もなかなかモノを捨てられない性分なので、得体の知れないものがたくさんたまっている。まずはそこから始めないといけない。それにしても、嫁が、水道代の領収書やカードの利用明細、市の公報なんかを何年分もため込んでいるのには驚いた。意味がわからないので、捨ててもらった。
が、自分も似たようなもので、ぼくの場合は雑誌が捨てられない。もう読むことは99%ないと思われるようなしばらく前の週刊誌とかでさえ、ある程度の分量を読んでないと、どうしても捨てられない。現実には、週刊誌をすみからすみまで読む人なんてまずいないだろうし、興味のある記事をせいぜい2つか3つ読んだら捨てるのが普通だと思う。思うんだけども、捨てられない。今日も捨ててやらなかった。
あと、捨てていいのかどうか微妙で、かつ家のどこに置いておいたらいいのか、非常に判断の困難なモノが世間には多いと思うが、どうか。例えば、「何かのネジ」とか「何かのフタ」とか「何かの部品」とか、シャツやズボンを買うとついてくる予備のボタンや端布とか、新品なのか切れてるのかわからない乾電池とか、ガスの残量が10%くらいの百円ライターとか……。そうした物品に対処するために、何年か前に「微妙なモノ箱」を設置したんだけれども、設置したことを忘れていろんなところにバラバラに放置し、さらにまた新たに「微妙なモノ箱」を作ってたりして、収拾がつかなくなっている。
そんなこんなで、結局今日は片づけてるだけで1日終わりそうになってしまい、それでは悔しいと思ったので途中で無理矢理に網戸の掃除を始めて2枚だけやったところで飽きて、また片づけにもどったのだけれども、結局片づけも全部は終わらなくて、詰まるところは、掃除も片づけも極めて中途半端なことになってしまった。最終的に、年内に完結しないと困るなあと思っている。