発泡酒の効用

ここ1年くらいは発泡酒を飲んでいた。

だいたい1年のうち300日くらいは、ビールか発泡酒を飲む。冬のほんとに寒い時期と、高熱のとき以外は飲む。休肝日なし。だからだと思うけど、ビールだけは味がわかるつもりでいる。(ワインや日本酒は大して味がわからないつもりでいる)
それだけに、ほんとは発泡酒なんて飲みたくない。あんなもんはビールじゃない。特に、「糖質○○%オフ」とか「プリン体カット」とか謳ってるやつは最悪。なんか薬品臭い味がして飲めたもんじゃない。
にもかかわらず、家人の要請による発泡酒の常用を受け入れたのは、何と言っても経済的な事情が大きいわけだが、それ以外にもいくつか発泡酒にはメリットがある。

利点① 発泡酒は、「プリン体カット」とかじゃなくても、そもそもビールに比べるとプリン体が少ないらしい。ここ数年、尿酸値が正常値の上限スレスレ〜ややオーバー辺りを標榜しており、痛風の血筋を受け継ぐ身としては、いちおう気になる。
利点② ビールだと際限なく飲んでしまうことがあるけれども、発泡酒はなんつってもまずいから、1〜2缶飲めばもう飲みたくなくなる。安い上に消費量も減らせるので、経済的にも健康の上でも一石二鳥。
利点③ 夏のいちばん暑い時期、クワーッと飲みたい時などは、発泡酒でもまあまあ飲める。味わいじゃなくて、喉ごしのキレだけを求める状況なら、発泡酒も可か。
利点④ たまに外でビールを飲んだりすると、めちゃくちゃに美味しく感じる。普段マイナスで生活してると、世間の平均値が大きなプラスに感じられるという、私が平素提唱している「人生プラマイゼロ」の法則。

さらに、気付いたこと。
よく、瓶ビールはグラスに注いで飲む、缶ビールはそのまま飲むようにそれぞれ炭酸の量が調節されていると聞くけど、ぼくは缶ビールもグラスに注ぐ。その方が美味しいと思う。これは恐らく香りの広がりとか、そういうことが関係していると思われる。人んちで缶ビールそのまま出されても、1人だけ「グラスある?」とか言って嫌がられたりしている。
その流れで、発泡酒もずーっとグラスに注いで飲んでたんだけど、この1年で、発泡酒は缶から直接飲んだ方がいくぶんマシな味になることに気付いた。これは恐らく嫌な香りが広がらないとか、そういうことが関係していると思われる。


しかーし、…………もう我慢が限界に来ました(笑)。この夏から、家人に要請して、ビールに戻してもらいました。モルツ、ありがとう。尿酸値は、この夏の健診では正常値の上限ギリギリ。



追記:二日酔い対策の最終兵器と噂される「アミノバイタル乾杯いきいき」をチンさんが探してるそうですが、ぼくはしばらく前から、ニッスイの「コンクレバン」(近ごろ、「レバンコンク」から「コンクレバン」に改称した。何故だ???)を愛用してます。アミノ酸系、なのかな? 寝る前にこれを30〜40mlと、水を大量に飲んで、もうずっと二日酔い知らずです。単に昔ほど痛飲しなくなっただけかもしれませんが。